線路を行く

高松智徳による鉄道趣味ブログです。

高徳線を行く - “4K PHOTO”で撮る、吉野川トラス(吉成~佐古)

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↑“4K PHOTO”で撮ったN2000形「うずしお」。

 

 

 “高徳線を行く”のトリを飾る最後の4つ目は、吉野川を渡るシーン。吉成~佐古にある吉野川橋梁は949.2m(ウィキペディアより)もあるらしい。これは撮らなきゃね。

 

 行き方

0. 自分で調べてくれ。

 ⇒メンドクサいですしおすし。今は経路検索とかありますしおすし。

 ⇒ちなみに自分は佐古駅から歩いて50分くらい掛かった。

 

 撮影ポイント

A. 北岸

 ⇒吉成駅方、運動広場があって撮りやすいだろうけど、ほぼ終日逆光

B. 南岸

 ⇒佐古駅方、日中は順光が期待できるけど、河原は農地なのでポイントが限られる

 ⇒もしくは土手から撮る?

C. 西方で線路と並行する国道41号線の歩道上

 ⇒通行する車が五月蠅い、歩道を行く自転車などに配慮する必要あり

今回はCにした。午後順光。

 

 ここからが本題。

 列車の先頭部分に鉄橋のトラスの柱(?)を被らせたくなかったけど、トラスなので隙間がかなり狭いし、列車も結構高速で走ってくるので、単写や低速連写で被らせずに済むのは無謀だと判断して、

 パナソニックのデジカメが備え持つ奥義(笑)、“4K PHOTO”を試させてもらうことにした。

 

 「4K PHOTO」とは、最近のパナソニックのデジカメ(「LUMIX」)の一部機種に搭載されている連写機能なんだけど、普通の連写とは違って、

 予め4K(3840×2160)動画の撮影しておいて、そこから秒間30コマの静止画として写真を切り出す、“なんちゃって”な連写機能なのよね。

 動画から切り出すのでもちろんRAWは不可でJPEGのみ、サイズも最大で3840×2160、メカシャッターも無理、とか制限があるけど、

 露出はシャッター優先モードが使えるので、被写体ブレを軽減することは可能。

 

 というわけで、早速使ってみた。

 “4K PHOTO”専用のボタン(開始・停止・長押し中撮影、の割り当てが可能)があったり、

 全てのコマを静止画として保存するわけではなく、動画として保存しておいてデジカメで好きなコマ(複数可能)を選んで静止画として保存するので、気付いたら何百枚も……にはならないのが便利。

 

 

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↑コレの次のコマが、

 

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↑コレ。さすが秒間30コマやで!!

 

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↑おまけ。これも“4K PHOTO”でベストなタイミングのを切り出し。写真の1500形の7次車(なんと2両しかない!!)は他期導入車と製造メーカーが違うせいで車体デザインが大きく異なるんだとか。結局この時以外で撮れる機会はなかったorz。

 

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↑南岸の土手から単写で撮影。見事(悪い意味で)に先頭がトラスの柱に被ってしまった。つーかなげー!!さすが1km近くあるだけはある。次来るときは橋梁の長さを活かした構図に挑戦したい。

 

 

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