線路を行く

高松智徳による鉄道趣味ブログです。

稔りの秋田、こまち(5) - 番外編 男鹿線 八郎川橋梁

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↑船越(橋梁の列車から見て手前の駅)6:29発の普通秋田行は最長の5両編成。国鉄一般形気動車で5両も連なっているのは他ではなかなか無いのでは?果たしていつまで観られるのだろう...。

 

 『稔りの秋田、こまち』ラストは、もう秋田新幹線「こまち」ですらないという...。自分で言うのも難だけど、大げさにテーマ掲げておきながら全く一貫性がねーわ。

 秋田から男鹿半島の方へと伸びる、JR男鹿線八郎潟から海へ繋がる水路に架かる橋「八郎川橋梁」を渡るシーンは、バックに寒風山(の展望台)も収められるし、結構有名な撮影ポイント。あとは、近年すっかり数を減らしてしまった国鉄一般形気動車キハ40系(両運転台車のキハ40形と片運転台車のキハ48形があり、あと車内の細かい仕様で番台が分かれてるみたいだけど詳しくは知らん)が撮れる貴重なポイントということでも話題に。

 

 本当は春に行くつもりだったんだけど、悪天候で断念、無念な思いを晴らす為に今回の旅行に組み込むことに。ただ、当日朝ホテルを出たときは止んでいた雨が、列車に向かう頃には暴風雨に、撮影地に着いた後も散発的に降られ吹かれ、さらにどっかの委員長がミサイルぶっ放すわ(安全確認で遅延)で、ここの撮影地においてはホント運気が無いのね。近くの神社にお祓いしてもらった方が良かったかな。

 

■行き方(※男鹿線、天王駅から)

1. 天王駅ホームの階段を降りて、駅前の道を右(男鹿方面)へ。

2. 踏切(「与助踏切」)の後、道は線路とは離れて左へ行くが、道なりに歩く。

3. 神社(右手)の脇を過ぎると県道104号線に出るので、右折。

4. 暫く県道を行く。

5. 川を渡る手前で右折。

6. 男鹿線の線路を潜った直後、左手に見える草むらなスペースがポイント。

 駅徒歩約10分。橋梁を渡ってくる上り(追分, 秋田 方面行)列車を狙う。午前順光。

 ※補足; 天王駅前の駐輪場脇に公衆トイレ有り。

 

 

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↑背後の雲の隙間から陽が射して、素敵な虹が観られた。これを列車が潜り抜ければ最高、暴風雨を耐えた甲斐があったんだが、その時にはもう消えてしまった。ミサイルなんて打ち上げず、列車が定刻に通過していれば、、、キムのバカヤロー!!

 

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↑気を取り直し、次の列車(船越7:09発)はカメラを上に向けローアングルで撮影。

 

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↑その次(船越8:07発)は寒風山を入れずに、編成重視で撮影。

 

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↑長編成のボーナスステージ(?)も終わったので、最後(船越9:07発)はフツーな感じで。

 

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↑3月から運行を始めた蓄電池車EV-E801系。電化区間ではパンタを上げてフツーの電車として走行しながら蓄電池に充電、非電化区間は充電した電力で走行。ディーゼルエンジンとか積んでないので加速時の走行音が静かなのが利点。コイツも撮影地で撮りたかったけど、撮ったら逆に乗れないし、「こまち」の撮影スケジュールを優先したかったので、今回は諦めることに。正直、全体的にのっぺりした印象で、あんまし撮り甲斐なさそうな感じだし。男鹿線の船越駅にて。