↑インスタグラムで先行掲載した1枚。車体屋根に雪がそこそこ積もっていたので、“雪輸送(違”というタイトルにした。この東急8500系8642F(編成)は、モーターの主制御方式が車両によって違うので、1つの編成で異なる走行音が楽しめるというトレインサウンドマニアには堪らない(?)貴重な編成となっている。残念ながら東武線へは乗り入れ不可。
■経緯
今日は東急大井町線新型車両6020系の2本目の甲種輸送があるので、午後は前回(1本目)と同じ高島水際線公園の跨線橋で撮るのは前々から決めてたけど、午前中どうするかは考えてなかった。
東京地方は前日が大雪ながら当日は晴れて穏やかな天気との予報が出たので、“雪晴れ”な鉄道風景を身近な場所(積雪で足元悪いし、電車のダイヤの乱れも考慮しての判断)で撮影することになった。
今季初めての雪での撮影。
白い雪を背景にして撮影、しかも影も掛かる、ってことで露出設定には苦労した。基本オートで撮っているが、それだと暗くなってしまうので+3ステップくらい補正かけて撮った写真も。なかなか難し~!!
今季はもう行けないだろうけど、1年後は是非に北海道, 東北, 北陸など寒冷地行って雪の鉄道風景をうまく撮れればいいなあ...。
■行き方
1. たまプラーザ駅北口を出る。
2. 駅前の道を右(東)へ。
3. 「たまプラーザ駅前交番東側」交差点を右折。
4. 田園都市線高架手前で左へ登っていく階段の道を行く。
5. もう一つ階段を昇った直後を右折。
6. 右折してすぐの跨線橋上がポイント。
7. 駅から徒歩約5分。
■撮影地情報
・上り下り両方撮影出来るが、今回は上りを説明する。
・跨線橋のたまプラーザ方、中央よりやや南側から上り列車を撮影。
・午前中が順光だが、掘り込み区間かつ両脇に建物もあるので、早い時間や冬場は影が掛かってしまう。逆に正午近いと正面に陽が当たらない。
・跨線橋は長くないので、あまり横勝ちには撮れない(架線柱等の処理も難しくなる)し、列車の(コチラで見て)右側からの撮影も不可。
・車道と歩道は分かれていない、あまり通行量は多くないが道幅は狭く配慮が必要(三脚や脚立の使用はお勧めしない)。
・定員は5人程度か。
■関連写真
↑撮影地へ向かう途中、東急田園都市線二子玉川駅停車中の車内からは、写真のように毛嵐が。反対側(上り線側)はもっと出てて幻想的な風景だった(撮り損ねた)ので、次に機会があれば撮ってみたい。
↑東急2000系。3編成30両しかなく、東武線へも乗り入れないレアなグループ。写真は2001Fだが、2003Fの方は制御機器の換装など現在大掛かりな改造を受けているとか。今後の動向が気になるね。
↑この時は平常通りのダイヤだったが、大雪だった昨日のダイヤ乱れが影響し、本来は他社の編成が担当する運用に東急の編成が就く場面も(逆のケースもあった)。写真は東京メトロ編成向けの「79S」(8500系は車体前面右上に表示)運用に就く8500系8619F。
↑久々の大雪で8500系も顔面蒼白(違)。写真の8500系8614Fは10年ほど前に伊豆急行線沿線のPRキャンペーンに合わせて車体帯が伊豆急8000系の色に変えられた。キャンペーン終了後は伊豆急へ譲渡されるのでは?という噂もあったが、そのまま田園都市線で活躍中。ちなみに東武線に乗り入れることもある。
↑先日紹介したオリジナルスタイル(?)な8500系8606Fに、今日も遭遇。やったね!
↑東急8590系, 8090系。以前の東急8000系から設計方法の見直し、同じステンレス製ながらも車体の軽量化を実現したグループ。しかし置き換えが進み、今では田園都市線向けに2編成20両のみとなっている。運用も基本は平日早朝のみで東武乗り入れも無く、個人的な予想では東急2020系投入で姿を消すのでは?と勝手に危惧している。なお、置き換えられた車両の一部は秩父鉄道(7500系, 7800系)や富山地方鉄道(17480形)などで頑張っているらしい。
↑車両基地へ雪を搬送する大井町線用の8500系(だから違)。09:20頃通過。大井町線用編成の下り回送は08:43頃と09:32頃にも通過したが、一番積もってたのはコイツだったので採用。
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2018.01.06記事「【2018年新春撮り初め】美しが丘で拝む、東急田園都市線と富士山」