線路を行く

高松智徳による鉄道趣味ブログです。

JR四国、新型特急形気動車「2700系」が完成

 

 2600系(土讃線で試験したら空気バネ式車体傾斜システムで使用する圧縮空気の蓄積容量が足りないことが分かったとか云々...)に代わる、2000系置き換え用の新型特急車両を造っているらしいという話はあったけど、ついに完成したのね。

 

 ほぼ2600系(当時のプレスリリース)と同一デザインだけど、車体帯のカラーが微妙に違うし、側面車端部は結構違う...。

 車内の形式図では、車体傾斜システムの変更(2700系では空気バネ式に代わり制御付き振り子式を採用しているらしい)の影響か電動車いす対応トイレが少し狭めな多機能トイレに...orz。車端部の床面積を広く確保出来なかったのか?。

 但し最高運転速度は2600系の120km/hから“N2000系(2000系の中でも後期に高徳線高速化対応工事に合わせて投入されたグループの通称)と同一の130km/hに向上。営業運転で予讃線高徳線を走るのにMAXの130km/h出せないのはマズいと判断されたか。

 

 今回は2両編成×2本だけみたいだけど、8600系みたく将来的にはグリーン車連結の3両編成も登場する?じゃないとデータイムの「南風」を2700系だけで回せないよな...。

 

 

■参考

 

JR四国ニュースリリース(2018.11.26付、PDF)

  http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2018%2011%2026%2004.pdf