東急5050系11両(?)甲種輸送 at 神武寺
↑牽引する機関車を待つ、東急5000系列の11両。
京急逗子線神武寺駅2番線(金沢八景, 品川 方面)ホームより撮影。
編成の反対方に機関車が付くため、出発時点ではコチラが後方となる。
※某鉄道趣味系雑誌には“5050系”と記載されてありましたが、今回の輸送対象の車両に含まれる“5518”(“サハ5518”)が本来は田園都市線向けに造られた“5000系”ではないかとの噂もあったため、当ブログでは“5000系列”と記述させて戴きます。
■経緯
東急東横線用の5050系11両の甲種輸送が、逗子→長津田で行われる、という情報を某鉄道趣味系雑誌で入手した。
東急東横線用の車両の新造は2016年の5050系5177Fの8両編成以来行われていない(新造なら久しぶり)し、
8両編成または10両編成で運用されているなかで11両輸送するってどういうこと?、
ってな感じで興味が湧いてきたので、
毎度お馴染み、甲種輸送対象の車両が牽引する機関車を待機する留置線のある、京急逗子線神武寺駅へ撮りに行くことにした次第。
■撮影日・撮影場所
●撮影日; 2019年08月27日(火)
●路線; 京急逗子線
●方向; -
■他の写真
↑駅の改札を出て、線路脇の道路から、最初の写真の編成反対方に回っての撮影。出発時点ではコチラが先頭となる。
手前から、4711 - 4611 - 5878 - 5778 - 5678 - 5578 - 5518 - 5478 - 5378 - 5278 - 5178、の11両。
“5x78”の8両は、5178Fの編成として、2014年2月に発生した元住吉駅列車追突事故以降、不足している8両編成の補充目的と思われる。予備編成が少なくて運用が厳しいとかいう話。
7両目の“5518”は、同番号の車両が、昨年10月に西武池袋線内の踏切で起きた乗用車との衝突事故で破損したらしく、以前東急の車両工場から陸送されたという目撃情報がインターネットで出ているので、それを修理したものと思われる。
読めないのが、前2両の“4711”と“4611”。東急の車両は下2ケタが車両各系式の編成番号を意味する場合が多いけど、“4111F”的な編成を構成するorしそうな車両は現時点では他に存在しない模様。“4xxx”の番号は、東横線の10両編成列車向けに導入された車両に付けられてきたので、今後残りの8両を造って10両編成にするのかな?。
↑“4711”(写真左)、“4611”(写真右)、の2両。どちらも中間車みたいなので、この2両だけで編成組んで、ラッシュ時に8両編成の後ろに併結して運用、なんてどっかの関西私鉄みたいなことは出来ないと思う(^_^;)。
↑“5518”。屋根や車体側面が汚れて他の車両より明らかに茶色くなっているため、番号そのまま車体を1から作り直したのではなく、修理を施したものと推察出来る。
↑恒例の、京急逗子線を走る電車とのmeetsなショット。
“5518”は新造時にも此処に置かれているハズなので、2回目?。その時にもこの600形と逢っていたりして...。一応、復活オメ!!。
■纏め
全車両同じ形式(5000系列)ながら、ここまで複雑な事情を抱えた甲種輸送もなかなかないだろう、と。1両(“5518”)は昔造ったヤツの修理だし。
この後、午後は、また高島水際線公園へ行ったので、次の記事はその模様をお伝えする予定。
■インスタグラム
●2019.08.27(火)