線路を行く

高松智徳による鉄道趣味ブログです。

横須賀線・総武快速線に2020年度からE235系投入

 

 前々からE217系置き換えの噂は結構あったけど、マジなのね。

 

 E235系投入は山手線向け(0番台, 500番台, 4600番台、2015年に最初の編成が落成、2017年から営業運転開始)に続き2例目、所謂“近郊型”は初めてか。

 “近郊型”は、今まで(E233系など)は“通勤型”でLCD式の車内案内表示器を採用していても、旧型のLED式にしていたけど、今回は表示内容の多いLCD式になるのね。異常時に“自列車に関する情報提供を行う機能”をJR東日本の鉄道営業用車両として初めて搭載するなど、新たに進化した部分も。

 山手線向けで目玉だった、全車両フリースペース(車椅子やベビーカー利用者配慮)配置や、デジタルサイネージ設置は変わらず、

 追加の目玉機能としては非常走行用電源装置の搭載、停電(架線設備障害?)時でも車両の蓄電池の電力で最寄りの駅まで走ってくれるらしいとか。

 

 2020年度に第1編成が落成予定で、基本(11両)編成×51本と付属(4両)編成×46本の計745両を投入する計画とのこと。

 

 置き換えられたE217系は何処へ!?。まだ最初の編成が出来て25~26年くらいだから、もう暫く使えそうな気がするけど。

 JR東日本への民営化後もE217系, E231系, E531系, E233系 と引き継がれてきた首都圏の“近郊型”車両の普通車クロスシートはついに廃止か...orz。

 

 

■参考

 

JR東日本プレスリリース(2018.09.04付)(※PDF)

  http://www.jreast.co.jp/press/2018/20180902.pdf