↑富士山をバックに、小田急小田原線を行く、1000形。
線路が手前側で左へカーブしているため、このように真正面から列車を捉えることが出来る。
しゃがんで線路脇の柵の隙間からローアングルにカメラを構えれば、富士山の天辺を架線柱の横棒(?)より上に配置することが可能だが、そうすると下方が窮屈になってしまう。横長構図で、35mm判換算で200~400mm程度の焦点距離なら、上の写真のように架線柱の横棒(?)の網目の部分に富士山の天辺を配置する構図がベストだと思う。
■経緯
富士山をバックに電車を撮影出来るスポットが、“ロマンスカー”で知られる小田急線の沿線にあるらしい。
詳細はよく判らなかったけど、インターネットに掲載されている写真と、地図アプリや小田急線の車窓から、それらしき場所は目星を付けていた。
今日は晴れて風も弱く穏やかな天気、という予報だったので、初めてだけど行ってみることにした。
■撮影日・撮影場所
●撮影日; 2020.03.25(水)
●路線; 小田急小田原線
●区間; 非公開(※諸事情により、今回はそうさせて戴きます。)
●方向; 上り(新宿 方面行)
●場所; 非公開(※諸事情により、今回はそうさせて戴きます。)
■他の写真
平日ダイヤで、此処で順光で撮影出来る、50000形“VSE”または70000形“GSE”(所謂“展望車”)の定期営業列車はこの1本のみらしい。
この列車目当てと思われる“同業”の方もいらっしゃった。
※プライバシーに配慮した加工を施しております。
↑本当は列車をこの辺りまで引き付ける算段で構図を練っていたのだが、
窓ガラスにモロに架線柱が映り込んでるー!!、“オデコ”の部分には架線柱の影も掛かってるし...。
連写で撮っていたので、インスタグラムには数カット前の↑↑の写真を投稿した。
※プライバシーに配慮した加工を施しております。
↑60000形“MSE”の特急「ふじさん2号」。
富士山バックで「ふじさん」。いいね。
↑8000形。
後ろに繋いでるのは3000形で、異なる形式の編成同士の併結列車も、小田急では少なくない。
左後ろに見えてるのは、下り(小田原 方面行)、30000形リニューアル編成“EXEα”。
だんだん雲が出てきて、富士山が隠れ始めた。
↑30000形“EXE”の特急「はこね4号」。
富士山は雲に完全に隠れて、天辺も見えなくなってしまった...。
左後ろのは、60000形“MSE”の特急「はこね53号」。
上手く行けば、富士山バックに、ロマンスカー同士のすれ違いシーンが撮れる!?。
■纏め
影, 写り込み の回避や、上部と両脇に群がる構造物の処理、富士山の収め方、など、構図が結構難しい...。
精進あるのみ、ということで、また撮りに来たい。出来れば富士山の雪が残ってるうちに...。次は70000形“GSE”を!!。
■インスタグラム
●2020.03.25(水)