線路を行く

高松智徳による鉄道趣味ブログです。

315系は1固定編成あたりの連結両数が多い!?

 

 一昨日(2020.01.22(水))の公式ニュースリリース(※PDF)で導入概要が公開されたJR東海の新型車両315系だけど、一部のメディア(例えば毎日新聞←リンク切れの場合は御容赦を)では、352両の内訳が“65編成”であるらしいとの情報が。

 

 1編成あたり平均約5.4両の計算だけど、置き換え対象である、JR東海の現在保有する211系, 213系, 311系 は2・3・4両編成しかないので、比較的多い感じ。

 複数編成を連結した5・6・8・10両編成などで運転される列車が多いし、313系は1編成で6両のも居る(5000番台)ので、それくらい長い編成のも入れるのかな。

 東海道線静岡地区向け(静岡車両区)には6両編成、中央線(中央西線)名古屋地区向け(神領車両区)には8両編成が入れられるという噂も。

 

 1編成あたりの両数を増やせば、運転室(乗務員室)設備のある車両を減らせるので導入コストを抑えられるし、(運転室が無い分)客室の広い車両の割合を増やせて輸送力(乗車定員数)を上げられるメリットがある。

 反面、連結両数の少ない列車に車両を使い回せない(運用を共通化出来ない)というデメリットが...。

 

 果たしてどうなるのか。個人的には、313系との異系列同士の併結列車も見てみたいんだが。今も、211系と313系を連結した列車とか、よく運転されてるし。

 

 

■参考

 

●2020.01.22(水)

  毎日新聞記事