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秩父鉄道デキ100形(“デキ108”)電気機関車に牽かれ、秩父鉄道秩父本線を行く、東武500系の507F, 508F, 509F の3本9両。
今月末で秩父鉄道三ヶ尻線の一部区間が廃線となる為(「経緯」にて後述)、
新しく造られた東武鉄道の鉄道車両が、秩父鉄道(の線路そして機関車)によって運ばれるこの光景は、これが最後になるかもしれない。←以降は、秩父鉄道を介さずに輸送されるのではないのかとのウワサが有力な為。
秩父鉄道の方々、お疲れ様で御座います。
■経緯
浅草 ~ 東武日光 を結ぶ特急列車などに運用される、東武鉄道の最新系特急車両、“リバティ”(“Revaty”)こと東武500系。
今回、新たに3両編成×3本(計9両)が追加増備され、製造された鉄道車両工場から輸送されて来る、ということで、
因みに、輸送経路の一部である、熊谷貨物ターミナル ~ 三ヶ尻 間(※秩父鉄道三ヶ尻線の一部区間)は、今月(2020年9月)末で廃線となる模様。
その区間は普段は営業旅客列車が運行されない“貨物専用線”で、要となる石炭輸送列車も既に3月で運行を終了しているらしい。もしかしたら、(該当区間では)最後の“営業列車”になったのかもしれない。
本当はその区間沿線で撮りたかったけど、
撮影地情報を詳しく知らないし、(通過時刻が早いのでその分)(+アクセスも悪いし)早く起きなきゃならない、混んでてほぼ確実にポジション確保出来ない、な懸念から断念した。
此処は安全に、東武70090型甲種輸送の際にも訪れた(→該当記事)、経験有りで難易度低めな、秩父本線の撮影地を選定した。
■撮影日, 撮影場所
●撮影日; 2020.09.28(月)
●区間; 非公開
●方向; 上り(羽生 方面行)
●場所; 埼玉県某所
■他の写真
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ちょっと見辛いけど、“デキ108”(牽引する機関車)の車体前面には“三ヶ尻線 さよなら 甲種輸送”の文字が書かれたヘッドマークが掲げられていた。
三ヶ尻線(※三ヶ尻 ~ 武川 間 は残存して今後も貨物列車が運行される模様)にて他社の鉄道車両を輸送するコトはもう無い、という意味かな。
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もうちょっと見易い画像を用意。
↑↑の写真の一部分だけ拡大。
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直前に来た、7500系普通列車。
甲種輸送列車、70090型撮った際と同じ時刻で来ると思ったら、30分くらい遅かった。(想定だと)先の駅で長時間停車があるので、この普通列車に乗って追い越して、別の場所でもう一枚...と考えていたんだがorz。
7500系は、昔に東急大井町線(東急8090系)で活躍していた車両。車体帯色変更, 短編成化, ワンマン運転対応 などがなされている。
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混雑を見込んで早めに現地入りしたので、
フツーな秩父鉄道の列車も撮影。
7800系。7500系と同様に元は東急8090系だが、コチラは編成の中間にあった車両を前後の両先頭車両に充てた為、7500系と車体前面の形状が異なる。
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急行列車として運用されている6000系。
元は西武101系。
見辛いけど、超有名氷菓“ガリガリ君”のヘッドマークが付いていた。
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オマケ。
東武東上線で運用されている東武50000型の1つ、51008F(編成)が、所属する車両基地を“移籍”して、今日から東武スカイツリーラインなどで営業運転を始めたらしい。
雑だけど、乗り入れ先の東急田園都市線内の某駅にて。
外観は50050型と何もカワランけど(^_^;)。
代わって30000系31609F(編成)と31400F(編成)が東上線用になるのでは、とのウワサが有り、スカイツリーラインや東急田園都市線から30000系が撤退する可能性も。
ソチラの今後の動向も注視したい。
■纏め
晴れたので順光で無事に撮れたのは良かった。ヘッドマークも掲げてくれたし。
ただ、後ろ側に機関車が付かなかったのは残念。
後でインターネットでの情報を勘案すると、どうやら途中駅で進行方向を変える際に切り離したらしい。70090型の際より通過時刻が遅かったのはそのせい!?。
“プッシュプル”な感じで、前後両側に機関車付けて来て欲しかったなあ...。
秩父鉄道は、甲種輸送列車の他にも、“SL列車”(「SLパレオエクスプレス」、残念ながら今年は運転されないらしい)や石灰石輸送の貨物列車も運行されているらしいので、次来る時はソレを撮れたら...。
甲種輸送の方も、東上線用車両を東武本線の車両基地へ搬入する際にも運行されているらしいので、撮りたいなあ...。誰か実施日と時刻教えて下さい...。
■インスタグラム
●2020.09.28(月)
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