線路を行く

高松智徳による鉄道趣味ブログです。

都営三田線の新型・6500形を撮る

 乗り入れ先・東急目黒線を行く、都営三田線の新型車両・6500形、6501編成。

 のっぺりとした印象の“顔”でジブンはあんまし好きじゃない...。どっかの“電子レンジ”みたいなヤツ(^_^;)といい、最近はこういうのが流行っているんだろうか?。

 大手文具メーカーのロゴを彷彿とさせる“顔”なので、ファンからは“キングジム”と呼ばれ、実際に運行開始記念グッズの限定特典ではコラボもあった(→東京都交通局報道発表資料(※PDF))とか。

 

 

■経緯

 

 5月14日(土)にデビュー(営業運転開始)した、都営三田線の新型車両・6500形(都営6500形)

 営業運転での走行シーンをまだ撮って無かったので、

 乗り入れ先・東急目黒線の撮影地へと行った次第。

 

 

■撮影日, 撮影場所

 

●撮影日; 2022.07.07(木)

●路線; 東急目黒線

区間; 目黒 ~ 不動前 間

●方向; 上り(目黒, 西高島平 方面行)

●場所; 東京都品川区 西五反田三丁目 付近 線路脇

  ⇒参照

 

 

■他の写真

 

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 撮影地に居る間に来た6500形。

 上から、6504編成, 6505編成, 6507編成 。

 現在は営業運転開始前のも含めて、6501 ~ 6511 の8両編成×11本(計88両)が居るらしい。計画では13本揃える(→ソース)らしい。

 “行先LED”は最近流行りの日本語と英語の交互表示、どちらが撮れるかは“おまかせ”?。

 

 6500形の導入に伴い、旧来からある6300形は順次置き換えられるコトになっている。

 写真は6302編成。

 早速、6304編成(→偶然にも3月に記事トップ写真にしていた)が廃車になった模様。

 “ミニスカ編成”と呼ばれる、初期(“1次車”)に導入されたスカート(排障器, 排障装置)の小さい編成は、残りあと6301, 6302, 6303, 6305 の4本しかなく、厳しい状況となっている。撮影はマジでお急ぎ下さい!!。検査期限などの都合で、後期導入の編成が先に廃車されるかもしれへんけど。

 

 6303編成も来てくれた。

 シャッタスピードの設定間違えて行先LED切れたけど。

 上手く表示させるにはシャッタースピードを1/125秒以下推奨(写真は1/160秒だった)、なかなかシビア。

 

 トップナンバーな6301編成も生存確認。

 折り返しで戻って来るまで待っていられなかったので、確認用で撮った、下りの後追いで勘弁。

 

 6307編成。

 中期(“2次車”)に導入された、スカートが大型化されたグループで、6306 ~ 6313 の8本が該当。コレに“ミニスカ”(既に廃車された6304編成も含む)を加えるとちょうど6500形導入予定数の13本になるので、このグループも遠くない内に全廃か。遅くても来年の今頃にはもう居なくなっているであろう。

 

 6320編成。

 スカートの最終形態(?)は効率の良さそうな形状に。“3次車”となる6314 ~ 6337 の24本が該当。

 このグループはスカート形状以外にも、走行主制御装置(VVVFインバータ)の仕様(GTO素子→IGBT素子)や、客室内装(ボックスシート廃止)(ドア内側の化粧板貼付の省略)も変更されている。

 都営新宿線の先代車両・10-000形も時期を分けて置き換えられていったので、6300形“3次車”も数年置いて置き換えられるのかも。

 

 ここからは東急電鉄の車両。

 3020系3123F。3本ある3020系の中で、最初に(6両→)8両編成化された。4月1日(金)より8両編成での営業運転を始めている模様。

 後から増結された、(前から)4両目(“サハ3423”)と5両目(“サハ3523”)の屋根あたりが、ぱっと見で他より白くてキレイなのが判る。

 

 3020系3122F。

 コチラはまだ6両編成。

 暫く営業の運用に入っていない3121F(※“東急グループ100周年トレイン”のラッピングされてたヤツ)が、「長津田検車区」で8両編成化されているのが最近目撃されているらしいので、3020系で6両編成なのはコイツだけ、ということに。

 6両編成な姿を撮るなら今のウチ?。

 

 5080系も8両編成化が進められている。

 写真は5190F。

 前から4両目の“デハ5490”は、元は大井町線6000系(6102Fの旧デハ6302?)だった車両。座席指定サービス「Qシート」導入に伴う車両差し替えで外されていたヤツらしい。そんな経緯のせいか、屋根上の空調室外機(?)の形状が他の車両と異なるのが判る。

 

 三田線との相互直通運転開始(2000年?)当時から居る“古株”(?)、3000系。

 写真は3008F。

 3001Fが「長津田検車区」で8両編成になっているらしいけど、8両編成になって目黒線を運行している3000系の編成はまだ居ないとか。

 あと、3月頃から進められていた、“行先LED”のフルカラー化はもう既に全編成完了した模様。仕事早っΣ(゚Д゚)!!。

 

 前から3両目の後ろの方、カメラのレンズにゴミでもついたのかと焦ったけど、去ってく電車見てみたら、乗客の荷物がドアに挟まっていただけだった...。

 紙袋の取っ手や、服の裾など、厚みや堅さのないモノは閉まるドアに挟まっても検知されずに再開閉にならないらしいので、ドア付近にご乗車の際はご注意下さいませ。

 

 東京メトロ(東京地下鉄)南北線の車両も来る。

 9000系19編成(9119F)。

 「急行 王子神谷 行」は平日のみ1日1本しかないらしい。レア表示。

 

 埼玉高速鉄道の車両も。2000系01編成(2101F)。

 2000系ではこの編成のみ、“行先LED”がフルカラータイプに。4月頃から?。

 車体側面になにやらラッピングされていたようだけど。ヘッドマークも付けてくれい!。

 

 

■纏め

 

 6500形、デビューしてたと思ったら結構な数(営業運転に)入ってるのね。

 1本くらいは“急行”で来て欲しかったなあ...。

 まあでも無事に撮れてよかった。

 今後の活躍に期待。

 

 

■インスタグラム

 

●2022.07.07(木)

  朝撮れキングジム @東京都品川区

 

 

■関連記事

 

●2022.03.27(日)

  “都営三田線”が行く(東急目黒線 撮影地ガイド?)

 ↑ 6500形デビュー前に此処に来ていた。既に廃車になった6300形6304編成などを撮影。