レール運搬用の新型車両(キヤE195系)
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EF65形電気機関車(先頭の、車体を 水色, 白, 黄色 に塗られたヤツ)に牽かれ、JR常磐線を行く、JR東日本のレール運搬用の新型車両キヤE195形。
今回輸送されたヤツは、長さ25mのレールを運ぶ“1000番台”の追加製造分(の一部?)で、2両編成x6本の計12両。
牽引した機関車(“EF65 2127”)は、ファンからは“カラシ”と呼ばれ、このカラーリングなのは現在この1両(1機?)しか無いらしいとか。
白地で黄色のアクセントなのは、キヤE195系とお揃いなので悪くない。
■経緯
JR東日本のレール運搬用の新型車両、E195系。
追加製造分(の一部?)が、鉄道車両製造工場で完成(竣工?)し、(配備される車両基地の近くまで?)甲種輸送されて来る、という情報をインターネットで入手したので、
輸送経路となるJR常磐線の沿線撮影地まで撮りに行った次第。
■撮影日, 撮影場所
●撮影日; 2020.09.10(木)
●路線; JR常磐線
●区間; 非公開
●方向; 非公開
●場所; 千葉県松戸市
■他の写真
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連写したので、機関車が過ぎたトコのカットを。
実際に運用する際は、(書き足した)緑線で1両、青色(2両)で1つの編成、という感じ。
ディーゼルエンジンを積んでいて(本来は)自走出来るのがウリなんだとか。
前後の2両に跨る形で、“定尺レール”と呼ばれる長さ25mのレールを積載するコトが出来る(らしい)(←積んでるトコ見たことないので(^_^;))。
2両のウチ、コチラから見て、編成手前側が“キヤE195形1000番台”、編成奥側が“キヤE195形1100番台”。どちらも纏めて“キヤE195系1000番台”に区分する。
ソレを今回は6本(計12両)。既に7本14両を導入済みで、合わせると13本26両。さらに10本20両入れて23本46両にする計画があるという噂。
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後追い。
最後尾には車掌車・ヨ8000形のヨ8625が連結されていた。
あと、輸送されているキヤE195系の一部の車両の荷台(?)の上には、プレハブ小屋のようなモノも。
添乗員(“プレハブ小屋”にはよく見たら“日本車両”と書かれていたので、車両製造メーカーの技術スタッフかな?)向けに用意したんだろうけど、どっちかで良くないか?。
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オマケ。
甲種輸送列車の前に来てくれた、コンテナ輸送の貨物列車。
機関車はEF66形100番台。JR東海道本線などの貨物列車牽引機として活躍している。
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反対方向から来たヤツも。
機関車はEF65形2000番台(※1000番台として区分する文献も)。この形式では“更新色”と呼ばれているメジャーなカラーリング。
■纏め
ナカナカ興味深い甲種輸送だった。
ドナタか知らんけど、情報くれた人有難う!!。
運用開始したら、レール積んで運んでるトコを是非撮ってみたい(←ダイヤとか全然知らんので誰か教えて(´;ω;`))。
■インスタグラム
●2020.09.10(木)
■関連記事
●2020.06.15(月)
↑ 現在、JR東日本での列車によるレールの運搬は、このように専用の貨車に載せて機関車で牽引するのが一般的、らしい。
●2019.10.29(火)
↑ 去年、“カラシ”こと“EF65 2127”を別の場所で撮っていたので、その記事。