神武寺駅に居た、色の無い車両 -東急5050系Qシート車両?-
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京急逗子線 神武寺駅 2番線ホーム (上り 金沢八景, 泉岳寺 方面行 のりば) 脇の線路に居た、東急5050系Qシート車両と思われる4両。
近くにある大手鉄道車両工場「総合車両製作所横浜事業所」(※以下“J-TREC横浜”)で製造され、カラーリング(?)を施されていない状態で出場した模様。
この後、JR貨物の機関車の牽引で、東急電鉄の車両基地が近くにある、JR横浜線 長津田駅 まで輸送される、らしい。
■経緯
“5050系 (東横線用) 4両(中間車/「Q SEAT」車両)”(※情報が載ってた某雑誌のほぼ原文ママ)、が甲種輸送されるというので、牽引の機関車を待つ待機線が傍にある、京急逗子線 神武寺駅 へ“ウォッチ”に行ってみた次第。
東急東横線では、3月から東急新横浜線経由で相鉄線への直通運転を開始するのに伴い、10両編成の運用の増加に対応させるため、現在は8両編成で運用している編成を一部10両編成に増強するとか。
また、近い将来、有料の座席指定サービス「Qシート」(※過去には「Q SEAT」と記載された公式文献も有り)を実施する計画もあり、今回の車両は座席(一部)の向きを列車進行方向に変えられるようになっている(※所謂“マルチシート”とかいうヤツ)らしい。
なお、同様の車両は昨年(2022年)6月にも新製→輸送されていて、5050系4112F(※8両編成時代は5166Fだった)に、4号車“サハ4412” と 5号車“デハ4512”として連結され、既に昨年10月から営業運転に就いている模様。→公式情報(※PDF)(※リンク切れの際は御容赦下さい) →神武寺に居た時の記事
■撮影日, 撮影場所
●撮影日; 2023.01.10(火)
●路線; 京急逗子線
●場所; 神奈川県逗子市 京急久里浜線 神武寺駅 2番線ホーム 逗子・葉山寄り
■他の写真
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駅の改札を出て、線路沿いの道を逗子・葉山駅方面へ歩き、(トップ写真とは)編成の反対方に回った。
1つ先の踏切(「神武寺第1踏切」)付近にて撮影。
牽引の機関車はコチラ側に付くので、甲種輸送列車の出発時は手前側が“前”(進行方向の前方)になる。
草茫々だしフェンスもあるし……順光なんだけどなあ...。
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1両目。
車番表記すら貼られていなかった(※SNSの目撃情報によっては書かれているので、車内や妻面下部など判り辛い場所に表示してあったらスミマセン)、ので、どの編成の何両目に連結されるかはワカラン。
後方に集電装置(※“パンタグラフ”)っぽいモノがあるので、4112Fの構成から推測して、5号車になるかな、“デハ4513”か“デハ4514”?。
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2両目。
コチラの車両には屋根上に集電装置らしき構造は無し。
4号車として連結される?、“サハ4413”か“サハ4414”かな。
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3両目。
集電装置有り。
5号車 “デハ4513” or “デハ4514”
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4両目。
集電装置無し。
4号車 “サハ4413” or “デハ4414”
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4両目の車体側面の客室窓に貼られていた、“輸送票”。
「東京急行電鉄株式会社」は2019年9月に「東急株式会社」に名称変更し、鉄道事業を「東急電鉄株式会社」に継承させたので、現在は違うんだが?。JR貨物への着荷主(?)としての登録名称をまだ変更してないとか、ンな事情があったりする?。
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今回は、客室側に“目隠し”的な養生がなされていなかったので、車内を軽く眺めることが出来た。
御覧の通り、転換座席(※緑の背もたれに枕部が黒くなってるヤツ)は進行方向逆側を向いていた。まあ東横線上り列車(渋谷, 和光市 方面行)だとこの向きが進行方向になるわけだけど。
※露出等を再調整しております。
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駅に入って来た逗子線の電車と、ツーショット。
1000形1607編成。
違う工場で出来たヤツ(※川崎車両の兵庫工場製かな)でした...。
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朝は稀に都営浅草線の車両もやってくる。
東京都交通局5500形(“都営5500形”)、5522編成。
コチラは同じ“J-TREC横浜”製。
■纏め
というワケで、久々に“神武寺駅ウォッチ”でした。
今年もこのシリーズを続けようと思う。
≪“神武寺駅ウォッチ”シリーズおすすめ記事(一部)≫
前回の“神武寺駅ウォッチ”、E233系0番代 “中央快速線”向け 2階建てグリーン車
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前に輸送された“Qシート車両”の“神武寺駅ウォッチ”
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一昨年には、甲種輸送2回分が纏めて置かれて居たコトも
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●2023.01.10(火)